はらへりハリー
「おかん、おっそいわーー!!」
「ボクお腹ペッコペコやで!」
「ごっはん早くー!!」
それより先に掃除です。
キチャナイとこで食べたないやろ?
「うそ〜ん!!」
「おかん〜、我慢できん〜、は〜や〜く〜」
「は〜や〜く〜」
「?なんか知らん匂いする。」
「ちょっと動かんといて!!」
「じっとしてや〜!匂われへんやんか!」
「ボク、この匂い初めてや!」
「おかんはいろんな匂いつけてくんなー」
「あとおかんデカすぎやで。」
「捕まるのに精一杯やんか!」
「ちょっとはちっちゃなったらええのに」
そんなこと言うんか〜
この皿が目に入らぬか〜
誰がごはん持ってきてると思てるんや〜
「え??それは…おかーしゃんです。」
「あ、もういらんこといいません、はい。」
「うう…ごはんない…」
「おかん、ごめんて!」
「ほんまにごめんて!!」
今日は仕事にウールのニットを着ていったのですが、あまりにも忙しかったもので、腕まくりして走り回ってたんです。
汗とウールの繊維が腕に付いてて、その匂いに興味しんしんなハリーでした。
今回は腕を押さえつけて舐めまくられました。こそばゆくてケラケラ笑ってたら、横にいたにいちゃん(猫)がすんごいどんぐり目で見てました。